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マリット#2: 「織ること」をしながら語り合うストーリー・テリング・プロジェクトへの参加者募集

令和2年度のレジデンシー・プログラムはオンラインで行われます。参加するマリット・シリン・カロラス・ドッターとモーガン・クエインタンスには、レジデンシー途中のことををブログ記事の形で発表します。今回はマリットのプロジェクトへの呼びかけです。

こんにちは。

​私はマリット・シリン・カロラスドッターと申しまして、スウェーデンのサーミ(Sápmi)に住んでいるダンサー兼コレオグラファーです。​私の芸術活動は、先住民の権利と文化的アイデンティティに焦点を当て、歴史、帰属意識やよりどころ、芸術的欲求についての物語を人々に広めることです。

​今年は北海道に行き、アイヌの人たちとの交流を調査をする予定でした。​幸いなことに、今回のオンライン活動を通して、みなさんとつながることができるので、私のストーリー・テリング・プロジェクトに皆さんをお招きしたいと思います。

​織物の練習を一緒にしませんか。​サーミ(Sámi)の伝統で靴ひもを織ることは、屋外や室内で一緒に座って、ウールの糸を編みながらお互いの物話を共有することです。​おうち、家族、自然、そして日々の生活の物語が交わされます。

​物語と織物は、あなたの好きな色とパターンで満ちあふれ、あなた自身の歴史と芸術的な欲求を表現します。

NPO S-AIRでレジデンスをする間に、私とダンサーのリンネア・サンドリングと一緒に、お茶やコーヒーを飲みながら、一緒に織りものをするオンライン・ワーク・ショップにあなたを招待します。

​また、私はオンラインで読み物を提供します。織物物にまつわる話と写真で、あなたが考えたり、ふりかえれるような共有ができるでしょう。たとえばこの​写真のようなものや、さまざまな色や言語が登場するかもしれません。

​皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
マリット


オンラインでのワークショップは次の日程で行う予定です。各回8名までとさせていただき、応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
2020年12月29日 日本時間19:00-21:30
2021年1月5日 日本時間19:00-21:30
2021年1月15日 日本時間19:00-21:30
途中参加・途中退出OKです。
参加申込はこちらから。


令和2年度 「集合のダイアログ」S-AIR Exchange Programme
[主催] 特定非営利活動法人S-AIR
[助成] 令和2年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業
公益財団法人 北海道文化財団  公益財団法人 小笠原敏晶記念財団
[企画協力] なえぼのアートスタジオ  
北海道教育大学岩見沢校 アートプロジェクト研究室