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マリット#4: 「織ること」のワークショップの開催詳細決定!

皆様 NPO S-AIRでのオンライン・レジデンシーに参加中のマリット・シリン・カロラスドッターが、ダンサーのリンネア・スンドリングとともに、「織ること」ワークショップを3回行います。
2人がプロジェクト紹介のビデオを作成しましたので、ご紹介します。

ワークショップへのお誘いビデオ

マリット・シリンは先住民族(スウェーデン)のサーミとクルドというアイデンティティがあり、ダンサーとしてHumans&Soilを率いており、北海道に来道してアイヌ民族との交流やワークショップも行ってきました。
世界中で共通のことだとは思いますが、織物や編み物をおこなうときに、輪になってみんなでポツポツと話したり、お互いの話を聞いたりするという作業がサーミ民族にもあるようです。マリットは同じくサーミのリンネアとともに、レジデンシー中に北海道の人の話を聞きながらそれをダンスや身体的ななにかとして起こしていきたいと構想しています。

みなさんもお手元にある編みもの・織物、途中になっていた穴のあいた靴下の修繕などをしてみませんか?


「織ること」のワークショップ

日時:
2020年12月29日(火) 午後7時-8時半 
2021年1月5日(火) 午後7時-8時半
2021年1月15日(日) 午後7時-8時半

参加方法:オンライン・ZOOMミーティング 途中入退室OK
ある程度親密な雰囲気を作るために定員は8名までとさせていただきます。
※お申し込み頂いた方に前日にURLをメールで配信します。 参加フォームはこちらから: https://docs.google.com/forms/d/1xAfMEKXZhAjz7FDhHkrkJMes4fhQCUgzFCcenc7NdPg 
費用:無料
持ち物:なにか
言語:自分の好きな言語で参加できます。基本的には英語で、通訳はつきますがワークショップというよりは、オンライン上で定期的に集まる輪であり、誰かのレクチャーや、すべてを理解することが目的ではありません。

ぜひ、いらしてください!

以下は字幕が見られない場合のために、ビデオでの2人の会話を掲載しておきます。



リンネア(以下L): こんにちは! ダンサーのリンネア・スンドリングです。 

マリット(以下M): こんにちは。 ダンサーのマリット・シリンです。 私たちはスウェーデンのHumans & Soilのメンバーで、 現在S-AIRのオンライン・レジデンシーに参加しています。

L: いま「織ること」についてのリサーチ・プロジェクトを進行中です。

M: Weaving= 織る行為は、Humans & Soilとして 来春発表するパフォーマンスのためでもあり、また、友だちとつながる行為でもあります。 S-AIRのレジデンシーでは、定期的に集まり 編むワークショップをします。 北海道の皆さんもぜひご参加ください。 オンラインで会って、あなた自身の「織ること」 を分かち合いましょう。 織ること以外でもいいですよ。 

L: 私たちのアイデアを言葉にすると…特別に「これをしなくちゃ」ということはないのです。 大切なのは「会う」ことそのものです。 何人かが集まり、顔を合わせ、手を動かしながら おしゃべりをする… 糸をこよったり、編んだり… あなた自身がすでに始めているプロジェクトでもいいです。 もし、あなた自身がとくにすることや、 織るものがないなら、ただ参加して、その場にいてください。 

L: 何かを一緒に書いてみるプロジェクトも考えています。 

M:詳しくはそのときに説明しますが、ンラインで一緒に書き込めるドキュメントを開いて そこで、それぞれの言葉で会話をしていくのです。 私たちが出会って、会話をする場所を作りたいのです。 私たちの創作過程も少し共有して、 みなさんが書きやすいようにインスパイアしたいです。 

L: そんなわけで…

M: お会いできるのを楽しみにしています!


令和2年度 「集合のダイアログ」S-AIR Exchange Programme
[主催] 特定非営利活動法人S-AIR
[助成] 令和2年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業
公益財団法人 北海道文化財団  公益財団法人 小笠原敏晶記念財団
[企画協力] なえぼのアートスタジオ  
北海道教育大学岩見沢校 アートプロジェクト研究室