News

マリット#6 ダラルナにて


森の中を歩き、このような困難な時に自然がどう変化していくのをを観察していたら、このパンデミックが終わったあと気候変動に直面せざるを得ない恐ろしさについて考えざるを得なかった。パンデミックの後、人にまた会うことの恐怖、未来への恐怖。

私は地球の熱について考えずにはいられない。もし世界中の温度が上昇して、こ何も育たなくなったら?残るのは砂漠と砂だけなのか?

私自身の祖先であるクルドの遺したもの—砂の人々—について考えるに至った。砂漠のありよう、風景にに自らの身体を適応させる人たち。自分はその感覚を身体の中に秘めているのか知りたい。そして瞑想中に自然と「ファイヤーバード」 「火の鳥」という言葉が私に届いた。復活のためのクルド文化の強い象徴。


スウェーデン中央部の自然保護林がたくさんある地域、ダラルナに赴いた。スウェーデン人写真家のハンナ・リドベアと、そのアシスタントであるエバ・コールと一緒に写真を撮った。私のダンスの力が癒しにもつながることを感じて、この女性3人で一緒に写真を撮り、儀式をした。それは回復の経験で、深く力強いものだった。レジデンシーを通じて制作する作品を通じて、この経験をみなさんと共有できることを願っている。そして他の誰かがインスパイアされるなら、と。アイデアや思いのある方は、どうぞ共有してください。