2021年7月27日、北海道・北東北の縄文遺跡群が世界文化遺産登録となりました。
このたび、NPO法人S-AIR(エスエア)では、北海道庁、縄文世界遺産推進室の呼びかけにより、2022年より「プロジェクトJOMON」として活動してきた北海道教育大学と協力し、有志による実行委員会で企画チーム「環状列石2024プロジェクト」を結成、縄文文化の重要な要素のひとつ、「環状列石(ストーンサークル)」をテーマにしたワークショップとそれを題材にした映像制作を行います。また、特別ゲストとして巨大なストーンサークルなどの遺跡で世界遺産となっているオークニー諸島から、考古学者のアントニア・トーマス博士の特別講義開催します。
ワークショップ企画を北海道教育大学の芸術・スポーツビジネス専攻(3年生)が主導する他、特別講義と全体の制作業務は札幌のNPO法人S-AIR、会場マネジメントを室蘭市の一般社団法人むろらん100年建造物保存活用会が、映像制作を札幌在住の映像作家、畑中正人、石材協力をワンダーランドサッポロ、参加は者を北海道教育大生の他、地元の市民か等からも募集し、「産・官・学」連携のプロジェクトとなります。
ストーンサークルワークショップ
「石を持って集まれ!〜環状列石を作ってみよう」
全国的にも珍しい縄文貝塚の上に建つ旧絵鞆小学校(室蘭市)。この旧校舎周辺では、実際に縄文時代の土器や人骨などが発掘されていますが、その3階の体育館の中に、みなさんが持ち寄った石で、縄文文化の要素のひとつ、環状列石(ストーンサークル)を作ってみませんか。
ご自身で3階まで運んでいただくので、あまり大きな石でなくてけっこうです。縄文人がなぜ、石を持ち寄って集まったのか、共同墓地、祭祀・・・など様々な説があるようですが、明確には解明されていません。その謎に迫る擬似体験をしてみませんか。
会期 9月29日(日)12:00-16:00(受付12:00-13:00) 雨天決行 参加無料
定員 先着20名程度
会場 旧絵鞆小学校 3階体育館
(室蘭市:絵鞆貝塚跡、北海道室蘭市祝津町2丁目7−30)
主催+企画 NPO法人S-AIR(エスエア)、環状列石2024プロジェクト
企画協力 北海道教育大学岩見沢校 芸術・スポーツビジネス専攻(3年生)
会場協力 一般社団法人むろらん100年建造物保存活用会
石材協力 ワンダーランドサッポロ
映像制作 畑中正人
尚、このワークショップは、当日、札幌在住の映像作家、畑中正人氏による映像記録を撮影しており、後日、映像作品のトレーラーを作成。北海道庁関連のサイトによりオンライン公開予定です。
畑中正人 1975 年北海道浜頓別町出身。独学で作曲、ピアノ、音響学を学ぶ。1995 年より札幌市を拠点に本格的キャリアをスタート。主に舞台音楽やイベント、企業 VP や広告音楽などの分野で数多くの作品を手がける。
『オークニー諸島の古代遺跡』
スコットランドの考古学者によるトーク
巨大なストーンサークル群などの世界遺産、イギリスのオークニー諸島にあるハイランズ・アイランズ大学オークニー校「現代アートと考古学」修士課程コース主任が参加。初来日の講師による、日本ではなかなか聴くことができないオークニー諸島に関する貴重な講演。
講師 アントニア・トーマス博士
(考古学者、ハイランズ・アイランズ大学オークニー校)
※ストーンサークルワークショプと共にどうぞ!
会期 9月29日(日)13:30-15:00 参加無料、先着20名程度
会場 旧絵鞆小学校 教室棟3階
主催+企画 NPO法人S-AIR(エスエア)、環状列石2024プロジェクト
助成 グレイトブリテン・ササカワ財団
お申込み方法・お問い合わせ
環状列石2024プロジェクト事務局(NPO法人S-AIR内)
stonecircle2024@gmail.com
*環状列石ワークショップ、レクチャー共に無料、先着定員20名とさせていただきます。
下記を明記の上、メールにてお申込みください。
1)お名前
2)参加希望のイベント ワークショップ、レクチャーのいずれか、もしくは両方
お申し込み後、名簿づくりのためGoogleフォームによる簡単な登録を行いますので、ご協力をお願いいたします。