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考古学者。ハイランズ・アイランズ大学オークニー校「現代アートと考古学」修士課程コース主任。
ハイランズ・アイランズ大学(UHI)オークニー・カレッジを拠点に、「現代美術と考古学」修士課程コースのプログラム・リーダーおよび考古学の講師を務める。研究では、先史時代の視覚文化の解釈から、現代アートの実践と考古学的想像力の交差まで、広い意味でのアートと考古学の関係を探求する。専門は遺産と考古学で、コミュニティ形成と遺産を主軸とした再生、博物館での展示企画、商業考古学調査、高等教育での指導など、幅広い経歴を持つ。
また、石彫や彫刻、地方建築、先史時代の芸術や建築、壁画やマークメイキング(印を残す行為)、博物館学、コンセプチュアルアートなど、視覚文化や物質文化の様々な側面について幅広い研究や活動を行う。考古学をいかに創造的に関与させるかことができるかを研究や活動の軸とする。
2020年にハイランズ・アイランズ大学(UHI)にて立ち上げた「現代アートと考古学」の修士課程コースは、その学際的アプローチ、完全オンラインでの新しいデジタル教育法という両方の点において、特徴的なプログラムである。履修する学生は、地元や英国内のみならず、欧州や米国全土に渡る。考古学をいかに創造的に関与させるかことができるかが活動の軸であり、夏にはアートと考古学を結びつけた参加しやすいサマースクールも開催している。教育以外では、考古学への協働的かつ創造的なアプローチを探求し、アートと考古学の学際的なプロジェクトやレジデンスを実施している。
研究関心領域
現代美術と考古学、新石器時代の美術と建築、岩面画、マークメイキング(印を残す行為)とグラフィティ(壁画)、廃棄物研究、学際的教育法、研究としての実践、スコットランドと北極圏、沿岸人文学、文化遺産
Documents
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2024. 9. 1
9/25(水)19:00「現代アートと考古学」トークセッション開催
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2024. 8. 27
環状列石2024 -ワークショップによる縄文文化関連映像制作とレクチャー
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2024. 8. 27
クロスセクション: 考古学とアート